メイクブラシの選び方と形ごとの効果的な使い方

普段のメイクはどのように行っていますか。
手で付ける、付属のパフやチップを使っている方も、より美しく持ちのいいメイクをしたいなら、メイクブラシがおすすめです。
メイクブラシの選び方と形ごとの効果的な使い方をご紹介します。

メイクブラシを使うメリット

メイクブラシを使うと、ムラができにくく、きれいに付けることができます。
よりメイクを密着させ、崩れを防ぎ、キープ力も高められるのがメリットです。

メイクブラシの選び方・使い方

メイクブラシはさまざまなものがあります。
パーツごとに、希望のメイクに合わせて使い分けるのがおすすめです。

■ベースメイク

ベースメイクは、手や付属のパフよりもファンデーションのタイプ別にメイクブラシを使い分けましょう。
リキッドファンデなら平筆がおすすめですが、濃厚になるほどフラット型のほうが使いやすいです。
パウダーファンデは丸型か丸平型がおすすめです。
さまざまなファンデを使っている方が1本に絞りたいなら、フラット型を選びましょう。
くるくる円を描くように使うだけで、毛穴も隠せ、滑らかに塗布できます。

■チーク

チークブラシは、ナチュラルなグラデーションを作りたいなら丸平型がおすすめです。
2色でグラデーションを作るなど、より細かく繊細に仕上げたいなら、ろうそく型を選びましょう。

■シェーディング・ハイライト

シェーディングには、断面が斜めにカットされたメイクブラシが基本です。
塗る範囲や量のコントロールが苦手なメイクブラシ初心者なら、細めのハイライトブラシを選びましょう。

■アイメイク

アイメイクは、4本のブラシを使い分けすると、濃くなりすぎず、ナチュラルで美しいグラデーションが描けます。
アイホールには先端が広がったブレンディングブラシ、中間色を塗る際は薄めの丸平型アイシャドウブラシ、アイライナーを描くには断面が斜めにカットされた平筆、涙袋や三角ゾーンは先端が丸くて細い平筆のポイントブラシがおすすめです。

■アイブロウ

アイブロウは描きたい眉に合わせて選びましょう。
太眉を描きたいなら毛量が多い分厚い平筆、毛がないところに描くならペンタイプの極細筆、パウダーで軽く色を乗せたいなら丸平筆がおすすめです。
仕上げに、スクリューブラシで毛の流れを整えると違和感がなくなり、洗練された印象に仕上がります。

■リップ

リップブラシは、リップラインが描きやすく、唇全体も塗りやすい平筆がベストです。
ただし、リップが落ちやすい方やグラデーションリップなど繊細なデザインをしたい方は、先端が山型のリップブラシを選びましょう。
リップブラシでアウトラインを描いてから中を埋め、軽くティッシュオフします。

メイクブラシのお手入れ方法

メイクブラシにメイクが付いたままだと汚れて、きれいに付かず、肌荒れなどの原因になります。
使う度にティッシュペーパーで毛先を挟んで汚れを拭き取るほか、1週間に1回程度、こまめに水洗いして、しっかり乾かしましょう。
ぬるま湯にメイク用のスポンジクリーナーか、キッチン用の中性洗剤を溶き、洗浄液の中で揺するようにして、メイク汚れを落とします。
その後、しっかりとすすいだら、乾いたタオルで水分を拭き取り、ブラシの毛を整えてから陰干ししましょう。