空気が乾燥すると起こりやすい静電気。特に冬場に気になる人が多い印象です。
服を着替えたり、ドアノブに触った時に「バチっ」といった嫌な音を経験したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
こちらでは、静電気が起きる原因と髪にもたらす影響、静電気の対策法をご紹介します。
身の回りの物や、私たちの体や髪の毛は電気を帯びています。
電気には「プラス」と「マイナス」があり、通常時は両方が同じ量で存在しています。
物が擦れてプラスとマイナスの電気のバランスが崩れてしまったときに、静電気が発生します。
夏場は、湿度が高く空気中に水分が多い状態のため、電気を通しやすく静電気が発生しにくいです。
ですが、冬場は湿度が下がり、とても乾燥しやすい状態になるので、電気が通りにくく静電気が発生しやすくなります。
髪の毛は基本的にマイナスです。マイナス同士の髪の毛を近づけたときに反発し合って、髪の毛が広がってしまうのです。
Himawali ONLINE SHOPの会員様を対象にアンケートを実施しました。
●調査概要
静電気が気になる人は9割以上と、ほとんどの人が気になっていることがわかりました。
髪の静電気対策でしていることの上位は、「ヘアオイルをつける(71%)」が最も多い結果になりました。
特別に何か静電気への対策をしているというよりも、通常のヘアケアの中でケアしているようです。
調査の結果、髪の静電気を気にしている人が多いことがわかりました。
では、静電気は髪にとってどのような影響があるのでしょうか。
キューティクルとは髪の表面を5〜6枚が重なる層になって覆っているたんぱく質です。
髪の水分やたんぱく質の流出を防ぐ役目をしていますが、静電気によりキューティクルが剥がれやすくなります。
キューティクルが剥がれ、水分やたんぱく質などの栄養が失われると、髪はダメージを受けやすくなります。
そのまま進行すると、髪が抜けやすくなったり髪が傷み、髪自体が弱くなってしまいます。
帯電した頭皮には、ほこりや花粉などが付着しやすくなります。
ほこりや花粉といった汚れに付着している菌が、頭皮の表面や毛穴に入り込み、トラブルを引き起こしてしまいます。
乾燥によってキューティクルが剥がれると、水分やたんぱく質の栄養が失われて、乾燥した髪の毛になってしまいます。
よって、摩擦などのダメージを受けやすくなり、髪が広がりやすくなったりパサついたダメージヘアになってしまうのです。
髪の静電気を抑える効果的な対策方法を紹介していきます。
髪が乾燥していると、静電気が起きやすくなります。
こまめに保湿することで、静電気が発生しにくくなります。
また髪をセットする前に保湿することで、摩擦や静電気が発生しにくくなるので、セット前に保湿することもおすすめです。
オイルやクリーム、トリートメントなどでこまめに保湿しましょう。
髪の毛の静電気は、湿度が40%以下の乾燥した環境で発生しやすいため、加湿器を使用し湿度が約50〜60%になるように調整するのがおすすめです。
加湿器がない場合には、濡れたタオルを干したり水を入れたコップを置くなどをしてみてください。
静電気や摩擦を起こさないために髪をまとめるのもおすすめです。
髪が長いと体や服に触れるたびに摩擦が起こり、静電気が発生しやすくなります。
髪をまとめ、極力摩擦を減らすようにしましょう。
タオルである程度水気を取ってからドライヤーをしましょう。
タオルドライ後に洗い流さないトリートメントやヘアウォーターなどを使うことで乾燥を防げるのでおすすめです。
上から下へ向かって温風を当てるようにすると髪が広がりにくくなります。
ある程度乾いたら、仕上げに冷風を当てるとキューティクルが締まってツヤのある髪になりますよ。
自然乾燥は静電気を発生しやすくしてしまうのでNGです。
髪の静電気対策におすすめなヘアケアグッズを紹介します。
トゥルースト バイエスフリー 酸熱トリートメント成分配合 ヘアオイル ¥1,650-
サロンで話題の髪質改善が自宅でできちゃう優れものです。
酸熱トリートメントの主成分となる、グリオキシル酸、レブリン酸を配合。
重めなテクスチャーのオイルで、冬の乾燥した髪におすすめです。
ドライヤー後、トゥルンとまとまりのあるツヤ髪になります。
カームナイトムスクの爽やかな香りです。
ダマスクローズ美容液 ¥2,500~4,500-
世界的に希少な野生ダマスクローズのエッセンシャルオイル(ローズオットー)を限界まで高配合した美容液。
野生のダマスクローズはローズの香りが濃いのが特徴です。
サラッとしたテクスチャーで伸びが良く、ドライヤー前のヘアケアやシャンプー後の頭皮マッサージにもおすすめです。
全身に使えるので1つ持っていると万能です。
静電気は髪にとって、ダメージになっておりキューティクルを剥がしやすくしてしまいます。
静電気を起きにくくするために今回紹介した対策方法をぜひ試してみてください。
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この記事を書いたライター
初めまして。Himawali ONLINE SHOPスタッフのEriと申します。 エステティシャンとして働いていた経歴がありコスメや美容を中心とした記事を書いています。 ♡パーソナルカラーコーディネート検定ベーシック、JNEC ネイリスト技能検定試験 3級、トータルメイクアップ検定ベーシック・アドヴァンス取得。 よろしくお願い致します☺︎
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