ダイエットしても結局リバウンドしてしまうという人は、つい気が緩んで食べてしまう人たちです。
こんなリバウンドが心配な方におすすめなのがデブ菌・やせ菌です。
今回は、ダイエットに効果的なデブ菌・やせ菌についてご紹介していきます。
デブ菌・やせ菌とは、いわゆる腸内細菌を指しています。
デブ菌はその名の通り、腸内に脂肪を貯めこんで太らせる作用のある細菌を指していて、一方のやせ菌は腸内に脂肪を燃焼させる作用がある細菌を指しているのです。
腸内細菌には、悪玉菌と善玉菌と日和見菌があります。
デブ菌もやせ菌も実は日和見菌です。
日和見菌の中でもデブ菌は悪玉菌の味方になりやすい細菌で、カロリーの高いものばかり食べていると脂肪として蓄えやすくなってしまいます。
それで太ってしまうのです。
一方、やせ菌は日和見菌の中でもやせ菌の味方になりやすい細菌です。
食物繊維や低糖質、低脂質なものを食べることで、脂肪の吸収を抑制する短鎖脂肪酸を生み出し、脂肪燃焼をサポートする役割があります。
デブ菌が多い少ないで太りやすい体になる、痩せやすい体になるというわけではありません。
腸内環境を整えることでデブ菌を活性化させず、やせ菌を活性化させることができれば痩せやすい体になれるのです。
つまり、腸内環境を常に整えることが大切と言えるでしょう。
そこで、腸内環境を整えて痩せやすい体を作るために知っておきたいやせ菌を増やす食品とデブ菌を増やす食品をご紹介していきましょう。
やせ菌は、食物繊維が大好物ですので、食物繊維を摂ることが大切です。
中でも水溶性食物繊維が腸内環境を整える効果のある短鎖脂肪酸を生み出す効果があるので、水溶性食物繊維を摂るようにしましょう。
例:オクラ、モロヘイヤ、大麦、キャベツ、わかめ、納豆、こんにゃく、オートミール、きのこ、アボカド
デブ菌は高脂質で高糖質の食品が当てはまります。
例:白砂糖、小麦粉、ハンバーグやミートボールなどの加工肉、揚げ物
ではここで、朝食に摂りたい食品をご紹介しましょう。
・きのこの味噌汁
味噌汁は、やせ菌を増やすメニューの一つでもあります。
えのきだけやマイタケなどをたっぷり入れたきのこの味噌汁ならやせ菌を増やせるでしょう。
・オーバーナイトオーツ
やせ菌たっぷりのオートミールに牛乳もしくは豆乳、アーモンドミルクを加えて一晩おいた食品です。
朝になればおかゆのようになっているので、そのままトッピングして食べられます。
フルーツなどを切って乗せれば立派な朝食になります。
味噌汁は夕食に取り入れるのもおすすめなので、わかめのお味噌汁などもおすすめですが、ほかの食品もご紹介しましょう。
・タコとわかめとオクラの酢の物
タコの酢の物にわかめときゅうりを入れる方が多いですが、これをオクラに変えてみてはいかがですか。
水溶性食物繊維のわかめとオクラのダブル効果でやせ菌をアップしましょう。
いかがでしたか。
なかなかダイエットしても痩せられない人は、食事を見直してみましょう。
デブ菌とやせ菌があるので、できるだけデブ菌を増やす食品は避け、やせ菌を増やす食品を積極的に摂ることで痩せやすい体へと変化をするはずです。
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