身体が歪んで良いことはありません。
骨格や骨盤の位置がずれると、全身のバランスを悪くさせます。
歪みを解消するには原因を把握し、正しい対策を実践することが重要です。
ここでは、歪みの原因やデメリット、おすすめのストレッチなどについて説明していきます。
何気ない生活習慣や不健康が身体の歪みを招くことがあります。
筋力不足はよくある原因で、骨格を支えられなくなり位置がずれてしまうのです。
身体のバランスが崩れると一方に負荷が集中するので、より歪みを促進させます。
悪姿勢も歪みの原因で、デスクワークの時前のめりになる、脚を組んで椅子に座る、立つ時に一方の足に重心を傾けるといった方は要注意です。
身体の歪みは体質の変化によって生じやすくなり、特に注意したいのは妊娠・出産後です。
骨盤が前に傾いていき、この状態が3ヶ月ほど続きます。
放置しておいても少しずつ解消しますが、まれに歪みが戻らなくなる方もいます。
身体が歪んで良いことはありません。
肩こりや腰痛はよく起こる症状です。
おしりの位置が下にいく、左右で脚の長さが変化するなどの見た目に影響が出ることもあります。
骨盤の歪みは内臓の位置をずらすことにもなり、逆流性食道炎が生じて胃もたれを招くことがあります。
ぽっこりお腹の原因にもなるので、特にデスクワークに従事する方は注意してください。
また、内臓が下がることで月経痛や便秘も発生しやすくなります。
慢性的な不調が続く場合は、歪みが原因かもしれません。
以前と比べて身体が冷えるようになった方も、歪みが関係している可能性があります。
骨盤周りの血管に圧がかかると、血液の巡りが悪化するのです。
それにより下半身を中心に冷えやすくなります。
まずは両手をまっすぐ上げましょう。
それから左に倒していき、限界まで下げたら今度は左手を太ももに密着させ、その状態で身体をさらに倒していきます。
この動作を右側でも同じように行い、20往復させてください。
まずは片足立ちになって、そのまま膝を曲げていきます。
その体勢で骨盤を上に上げるようにします。
ポイントは肩の位置が上にずれないようにすることです。
さらに、この体勢のまま、走る時のような感覚で両腕を振ります。
上げた脚は後方に向けて蹴るように動かしますが、膝の角度は90度を保ってください。
この動作を10回繰り返して1セットとし、左右同じように行います。
これを2回繰り返し、計40回のバックキックをします。
まず坐骨の位置を調べておきましょう。
椅子に座った時、座面に接触する部分がそうです。
坐骨が当たるように椅子に座り、その状態で右側の坐骨の下にテニスボールを置きます。
後は右足の上げ下げを10回繰り返してください。
同様に左側の坐骨の下にもボールを置き、同じ動作を行います。
日常習慣の中に歪みの原因が潜んでいます。
歪みは身体のなまりや特定の習慣により引き起こされることが多いため、可能な限り悪習慣の見直しが必要です。
原因不明の諸症状は歪みが引き起こしていることがあるため、健康維持のためにも解消させてください。
歪みを解消するには骨盤に直接働きかけるストレッチがおすすめです。
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